課題名 | c.バイオディーゼル燃料の生産技術の開発 |
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課題番号 | 2010014904 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品工学研究領域 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,中央研,バイオマス資源循環研究チーム |
協力分担関係 |
(株)エイティーワン |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2010 |
摘要 | 1)本プロジェクト開始当初に設定した各拠点の廃食用油排出量を1週間当り100Lとした場合、1箇所の拠点で回収・変換を行う従来型の拠点モデルと各拠点を装置が巡回する巡回モデルの比較を行った。その結果、装置・廃食用油・燃料の輸送に関連する二酸化炭素排出量は拠点モデルの115.8 kg-C/月に比べ、巡回モデルは77.6 kg-C/月と約33%削減できることが明らかになった。2)本装置による巡回モデルは、1拠点当りの廃食用油排出量を1週間当り100L程度に想定しているが、この場合、製造装置1台が担当する拠点は4~5箇所程度とし、1拠点当り1週間程度滞在して燃料変換を行うことが経済面および作業面から最適と判断した。3)製造した燃料について、自動車用燃料および農耕用を含む車両用燃料だけでなく、ボイラー用燃料としての利用が可能であることを確認した。4)新たに1社に対し、所有する特許の利用許諾を行い、製造装置を市販化、販売した。 |
カテゴリ | 市販化 生産拡大 低コスト 輸送 |