i.消費者・実需者ニーズを重視した農産物マーケティング手法の開発

課題名 i.消費者・実需者ニーズを重視した農産物マーケティング手法の開発
課題番号 2010014913
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,中央研,マーケティング研究チーム
協力分担関係 千葉大学
研究期間 2006-2010
年度 2010
摘要 消費者ニーズの把握および要因解析手法の開発に向けて1)簡易なテキストマイニングシステムについて、前年度開発したマクロの利用法マニュアルを作成するなど収集・分析法を改良した。また食行動記録システムで収集したデータをCVS形式で取り込み分析できるよう改良し、同システムとの連携のとれた収集・分析システムとして体系化した。2)カット野菜受発注システムについて、実証試験のアンケート調査から消費者の利用意向は全年代とも70~87%以上と高いことを確認した。さらに、直売所と出荷者に対する効果については、直売所では1ヶ月あたり536,400円売上が増加し、このうち材料費に相当する252,000円が出荷者の増加として見込まれることを実証した。3)コンピュータプログラム上に複数の主体を設定し、複雑な社会現象をシミュレーションするマルチエージェントモデルによる販売戦略の評価モデルについて、直売所への新商品導入(食材セットのインターネット販売)を対象として、その販売戦略の変更を総合的に評価できるモデルを策定した。コミュニケーション支援手法や製品戦略・流通経路戦略策定手法の体系化、およびブランド化に対応した流通経路管理方法に向けて1)コミュニケーション支援手法について、サツマイモ新品種では複数のレシピの例示および調理のコツの明示が、用途を広げリスクを低めることにより購入意欲の向上につながることを解明するとともに、21年度までの知見も含めて業務用野菜では実需者が原料の説明により商品の優位性を訴求できるような情報提供、および個性的な新品種導入では品種特性に適したレシピと調理方法などの情報提供の必要性などに着目した新たな支援手法を体系化した。2)農産物における製品戦略策定手法について、バレイショ・コンソーシアム活動の参与観察を継続し、新品種を利用した新製品開発における原料確保のための契約取引の必要性を明らかにするとともに、21年度までの知見も含めて実需者の要求品質の把握、自産地の新品種に適した需要の開拓、実需者ニーズに応じた生産者組織と営農指導体制、実需者との共同製品開発なとに着目した新たな支援手法を体系化した。3)流通経路管理策定手法について、先進産地とスーパーや生協との取引関係の分析から、直接取引の戦略的位置づけ、商談窓口の明確化、個々の顧客に適応した商品作りなどの特徴を明らかにし、21年度までの知見をふまえて協調関係構築方策を策定した。  以上1)~3)については21年度までの知見も取りまとめて「サツマイモ新品種導入の手引き」マニュアルを開発し刊行した。海外市場のニーズ把握とそれに基づく産地戦略の策定に向けて1)果実のアジア向け輸出においては、タイ、台湾における消費者調査および流通経路調査によって、現地消費者の支払上限価格と嗜好・用途等に応じた規格やサイズを設定するといった製品戦略、および日本産等の商品特性の店頭表示や販促活動を含めたプロモーション戦略のポイントを明らかにし、りんご・いちご産地の輸出向けた基本戦略を策定した。
カテゴリ いちご 出荷調整 新品種 ばれいしょ 評価法 品種 輸出 りんご

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる