| 課題名 | (3)遺伝子組換え昆虫を利用した有用物質生産技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2010014990 |
| 研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
| 研究分担 |
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,遺伝子組換えカイコ研究センター (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,遺伝子組換えカイコ研究センター (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,遺伝子組換えカイコ研究センター (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,遺伝子組換えカイコ研究センター (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,遺伝子組換えカイコ研究センター (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,遺伝子組換えカイコ研究センター (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,遺伝子組換えカイコ研究センター (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,遺伝子組換えカイコ研究センター |
| 協力分担関係 |
国立大学法人東京大学 国立大学法人九州大学 |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | 1.蛍光や体色以外のマーカーとして、抗生物質の一種であるブラストサイジンSに対する耐性遺伝子ブラストサイジンSデアミナーゼを用いて、組換えカイコの産業化に有用であると考えられる薬剤耐性マーカーを開発した。2.ジンクフィンガーヌクレアーゼを用いたカイコにおける遺伝子ノックアウト法の開発に成功した。油蚕突然変異odの原因遺伝子であり真皮細胞における尿酸顆粒形成に関わるBmBLOS2遺伝子を破壊するため、2種類のジンクフィンガーヌクレアーゼのmRNAを合成し、初期胚に注入したところ、孵化した幼虫(G0)の5齢期の真皮の一部が透明になり、 BmBLOS2遺伝子に変異が起きたことが考えられた。そこで、次世代(G1)において遺伝的に油蚕になった個体のBmBLOS2遺伝子の塩基配列を調べたところ、塩基の欠失や挿入が見られ、フレームシフト変異を起こしていることが明らかになった。3.カイコとチョウ目害虫のゲノムを比較し、カイコゲノム情報がチョウ目害虫の遺伝子・プロモーターの同定にも利用可能かを検証した。カイコとヤガ科2種の害虫(オオタバコガ、ツマジロクサヨトウ)では、遺伝子の並び方はほぼ同じであること、カイコゲノム情報を利用すればチョウ目昆虫の遺伝子・プロモーター同定が容易になることが分かった。一方、ゲノムを詳細に比べてみると、例えば、ニコチンなどに対して解毒作用を持つP450(CYP4M)遺伝子は、害虫のオオタバコガやツマジロクサヨトウでは遺伝子が増幅してコピー数が増え、解毒作用が強力になっているなど遺伝子間の距離、遺伝子の向きや増幅数に多くの違いがあることがわかった。4.線虫のdsRNA輸送体であるSID-1を導入した組換えカイコの作出によってRNAi法の改良を行った。A3-GAL4ドライバー系統とUAS-SID-1レポーター系統の組換えカイコを交配し、幼虫期に全身でSID-1を発現する組換えカイコを得た。このカイコの2齢幼虫期にBmwh3遺伝子に対するdsRNAを約0.7μg注入したところ、3齢幼虫では、尿酸顆粒の蓄積が低下し、皮膚が透明になり、SID-1組換えカイコの表皮ではRNAiの効果が向上することが示された。5.ブタIL-2、ウマHA、ウシIFNγ、ウシSCFを発現する遺伝子組換えカイコを作出した。作出した組換えカイコを中部絹糸腺でGAL4を発現する系統と交配し、中部絹糸腺抽出液のウエスタン解析を行った。その結果、全てのタンパク質の発現が確認された。 |
| カテゴリ | 馬 カイコ 害虫 豚 薬剤耐性 輸送 |