| 課題名 | マグロ類の人工種苗による新規養殖技術の開発 |
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| 課題番号 | 2010015424 |
| 研究機関名 |
(独)水産総合研究センター (財)阪大微生物病研究会 長崎県(総合水産試験場) (国)鹿児島大学 林兼産業(株) (国)長崎大学 (国)東京海洋大学 (学)近畿大学 |
| 研究期間 | 2007-2010 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | (1)借り腹技術の開発では、vasa遺伝子によるクロマグロ生殖細胞の検出法を確立し、この技術を基に移植に最適なドナー細胞となる精巣、宿主となる仔魚の発育段階を明らかにし、スマを宿主仔魚としてクロマグロ精原細胞を生殖腺に生着させることに成功した。若齢魚での採卵技術の開発では、若齢3歳魚での成熟率(約10~20%)、成熟状況を組織学的、ホルモン量により把握し、成熟・産卵するための至適水温帯を明らかにした。(2)成熟・産卵に及ぼす要因と産卵適地の解明では、国内の産卵場所の環境、産卵状況の比較から、水温環境の違いが産卵開始の年齢、時期に影響し、安定採卵に関係することを明らかにした。親魚用配合飼料の開発では、配合飼料単独による親魚養成が可能であることを明らかにし、卵質の向上を目的とした親魚用配合飼料に添加する必要がある栄養素を明らかにした。(3)仔稚魚の減耗防除技術の開発では、初期生残の向上に夜間通気増大法と全明飼育が有効であることを示すと伴に、稚魚期以降の減耗要因である共食い、水槽壁への衝突や擦れを軽減するための飼育技術を開発した。仔稚魚用配合飼料の開発では、カゼインペプチドを含む配合飼料でふ化仔魚を部分的に代替できることが判明し、また、ふ化仔魚のアミノ酸組成を模擬することにより、仔魚用配合飼料を作製できることが明らかとなった。(4)イリドウイルス病の防除技術の開発では、ワクチン投与に必須な技術としてハンドリングに必要な麻酔法を開発した。また、これらの技術を用いてクロマグロ人工種苗にワクチンを投与し、自然流行下におけるワクチンの有効性を確認した。肉質評価と養殖用配合餌料の開発では、クロマグロ稚魚の摂餌活性が極めて高い配合飼料を新規に開発し、成長、生残率、血漿インスリン濃度などで評価し、生餌に比較して劣らないことを明らかにした。 |
| カテゴリ | 飼育技術 防除 |