道内カラマツ資源の循環利用促進のための林業システムの開発

課題名 道内カラマツ資源の循環利用促進のための林業システムの開発
課題番号 2010015426
研究機関名 (独)森林総合研究所
(地独)北海道立総合研究機構(森林研究本部林業試験場)
(地独)北海道立総合研究機構(森林研究本部林産試験場)
研究期間 2007-2010
年度 2010
摘要 (1)様々な立地および施業における収穫予測および施業コストが評価可能なシステム収穫表「北海道版カラマツ人工林収穫予測ソフト」を作成し、間伐が丸太や製材の材質に及ぼす影響を調査し間伐は材の強度を高めることを明らかにするとともに、カラマツ人工林長伐期経営の情報となる地位予測、根株腐朽の発生傾向、収支を明らかにして、施業タイプに対応した材質・収穫量・施業コスト等の評価システムを確立した。(2)カラマツ類家系の成長や材質が親であるグイマツやカラマツからどの程度遺伝するかを解析した結果に基づいて建築用材として優れた家系を選抜した。また、この選抜家系は道内の異なる環境下でも相対的に優れた形質を発現することを非破壊的材質測定法によって検証し、この選抜家系を全道一円に普及できることを明らかにできた。(3)応力波伝搬速度、ピロディン陥入量、樹皮厚、年輪数を因子とした立木のヤング係数推定式を明らかにし、調査目的に応じた材質評価法を示した。また、原木のヤング係数と得られるラミナのヤング係数の関係を得ることにより、原木段階で強度性能を指標として建築用材を選別することによる集成材製造時の生産効率向上効果が示され、立木・原木段階での用途適性評価の有効性が明らかとなった。
カテゴリ 経営管理 コスト 収穫予測 評価法

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