GAP導入促進のための経営支援ナビゲーションシステムの開発

課題名 GAP導入促進のための経営支援ナビゲーションシステムの開発
課題番号 2010015434
研究機関名 (国)九州大学
愛媛県農林水産研究所
岩手県農業研究センター
(独)農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター
特定非営利活動法人農業ナビゲーション研究所
研究期間 2008-2010
年度 2010
摘要 (1)現地実態調査を実施し、(1)GAP導入上の課題、(2)手書き記帳の限界、(3)開発システムの必要性の高さ、(4)開発システムの実用性向上のための機能と改善点などを解明した。さらに、生産履歴情報の大幅な入力簡易化を可能にする生産履歴情報自動収集システムAFORSを試作し、その有効性および実用化の条件を確認した。また、収集した農作業データを活用して作業改善・経営改善を支援するためのサブシステム間連携機能の設計・試作を行ない、システム全体としての実用性を向上させた。(2)多様なGAPに汎用的に対応し、GAP管理項目の管理を実現するためのGAPナビゲーションシステムを開発した。また、農薬の誤用を未然に防ぐ事前リスク管理と農薬使用などの履歴記帳を可能にする実運用中の「生産資材適正使用安全管理システム(サービス名:資材ナビ)」との一体化を実現した。これにより、GAP管理項目の記帳や確認などの作業負担の大幅な軽減や作業改善の支援を実現するとともに、GAP管理項目の約1/3を占める農薬適正使用関連管理点の高度な管理が可能になった。(3)従来の農業技術体系データベース・システムの機能を大幅に強化した。強化した主要な点は,(1)経営シミュレーション機能と,(2)データベース管理機能である。経営シミュレーションについては,インターネットを活用したWeb上の簡便な操作で財務指標の算出、環境影響評価、二つの経営モデルの比較等を実施可能にした。データベース管理については,計算結果を共有するメンバーの指定、独自の技術体系データの登録管理等を可能とした。
カテゴリ 病害虫 安全管理 経営管理 経営モデル データベース 農薬

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