課題名 | 臭化メチル剤から完全に脱却した産地適合型栽培マニュアルの開発 |
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課題番号 | 2010015452 |
研究機関名 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 長崎県 (株)微生物化学研究所 京都府農林水産技術センター (株)東海化成 宮崎県総合農業試験場 和歌山県 愛知県 千葉県 高知県 熊本県 鹿児島県農業開発総合センター 茨城県農業総合センター (株)京都動物検査センター |
研究期間 | 2008-2012 |
年度 | 2010 |
摘要 | (1)茨城県・鹿児島県のピーマン、愛知県・宮崎県のキュウリで発生する土壌伝染性ウイルス病対策として、土壌中残根の腐熟促進技術、弱毒ウイルスの防除効果の実証、生分解性ポットによる土壌伝染防止技術等、千葉県のメロンでは産地適応型えそ斑点病抵抗性品種、さらに和歌山県・高知県・熊本県のショウガではヨウ化メチル等新規薬剤等による臭化メチル代替栽培マニュアルの暫定版を作成した。(2)ピーマンモザイク用植物ワクチンとして絞り込んだ1種について、その防除効果、人畜影響調査、環境影響調査等微生物農薬登録に必要な各種試験を継続した。キュウリ緑斑モザイク用ワクチンとして検討中の弱毒ウイルスCGMMV-SH33bが土壌伝染するKGMMVに対して僅かながら防除効果を示したが、KGMMV自体の弱毒株の開発は期間内に終了しなかった。PBS等を素材とした生分解性ポリポットの素材内容、形成等が決定され、最終の製品化が見込まれた。ショウガの種イモ消毒技術のデザインが示され、一方、生育期薬散処理が体系化され中課題1に連携された。 |
カテゴリ | 病害虫 きゅうり しょうが 抵抗性品種 農薬 ピーマン 防除 メロン 薬剤 |