農作物のエマージングウイルスに対応したワクチンの迅速開発と新規利用技術の確立

課題名 農作物のエマージングウイルスに対応したワクチンの迅速開発と新規利用技術の確立
課題番号 2010015505
研究機関名 (独)農業・食品産業技術総合研究機構
(株)微生物化学研究所
京都府農林水産技術センター(生物資源研究センター)
(国)宇都宮大学
(国)岩手大学
長野県(野菜花き試験場)
研究期間 2009-2011
年度 2010
摘要 (1)ポティウイルスでは、WMVの2種ワクチン候補株はウリ科植物における増殖性が安定しており、PRSVワクチン候補株についても一定の有効性が確認された。(2)各ワクチン候補株の防除効果を圃場試験によって検討した。ポティウイルスでは、WMVワクチン候補株は多発生条件下のメロンやズッキーニにおいて防除効果を発揮した。また、PRSVワクチン候補株も多発生条件下のハウス抑制栽培のキュウリで防除効果を示した。トスポウイルスでは、TSWVワクチン候補株は多発条件下となったパプリカにおいて発病株を半減させた。ククモウイルスでは、CMVワクチン候補株G1-1は中発生条件下のハウス栽培のピーマンで発病株をほぼ1/3に抑えた。さらに、安定保存が困難なトスポウイルスでは製剤化につながる凍結保護剤の種類を選定した。(3)WMV全塩基配列を日本で始めて決定してクラスター解析を行った。これまでに選抜されてきた数種ワクチン候補株の塩基配列を決定して比較した。ZYMVベクターを用いたワクチン候補株の病原性遺伝子検定システムを開発した。
カテゴリ きゅうり ズッキーニ ピーマン 防除 メロン

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