米の形質富化栽培と湿式粉砕液化によるライスミルク加工食品群の新規創出

課題名 米の形質富化栽培と湿式粉砕液化によるライスミルク加工食品群の新規創出
課題番号 2010015597
研究機関名 (国)筑波大学
(独)農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター
明治乳業(株)
研究期間 2010-2012
年度 2010
摘要 (1)主食用米で20%、新規需要米(多収性品種)で30%の玄米蛋白質富化となる肥培管理技術を得たとともに、「北陸胚204号」において玄米脂質含量22%富化を確認し、かつ必要苗数50%節減となる疎植栽培への適応性が高いことを明らかにした。(2)品種の異なる形質富化米を原料として、電動石臼を用いた連続湿式粉砕によるライススラリーの製造技術を確立し、10μm以下の粉砕粒子が全粒子の74%を占めるスラリーを得た。ライススラリーへの機能性付加を目的として、GABAの生成反応について検討し、原料コメ100gあたり50mg以上のGABA含有を達成するとともに、最適反応温度が30℃付近にあることを明らかにした。(3)ライススラリー・コロイドを原料とする加工食品群を、各種の既存乳製品(ドリンク、発酵乳、アイスクリーム、プリン、クリームなど)をモデルとして考案し、その原料・資材・生産・技術に関する情報・供給方法を特許情報などに基づき検討した。
カテゴリ 加工 機能性 くり 多収性 肥培管理 品種

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