| 課題名 | コメタンパク質を活用した歯周病予防向け機能性食品の開発 |
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| 課題番号 | 2009014155 |
| 研究機関名 |
(国)新潟大学 新潟県(農業総合研究所食品研究センター) (株)ブルボン 築野食品工業(株) |
| 研究期間 | 2008-2010 |
| 年度 | 2009 |
| 摘要 | (1)抽出操作においては、抽剤としてクエン酸緩衝液(pH 6)を用いて室温にて30分間抽出することによって、阻害活性成分を効率よく抽出できることを明らかにした。また、加熱操作においては、タンパク質濃度を200 μg/mL以下にした場合に、130℃にて10分間加熱することによって、阻害成分の活性を大幅に増大できることを明らかにした。製造プロセスの前半部分である抽出操作と加熱操作に関しては、築野食品工業(株)において実用規模で実施できる条件を提案できた。また、現時点で考えられる歯周病予防素材を製造するためのプロセスを提案できた。(2)小米からタンパク質を抽出する溶剤(水・クエン酸緩衝液・クエン酸ナトリウム溶液)を検討し、クエン酸緩衝液抽出が費用対効果の点から効率的であることを明らかにした。さらに、新潟大学が検証した条件でミニプラントを用いて実証試験を行った。加熱殺菌条件は、130℃、10分間が最適であることを見出した。これらの結果より実製造時の工程の組み合わせと各工程の最適運転条件を検討し、現段階における最適な製造プロセスを設計した。同時に製造コストを考慮して素材化方法の妥当性の検証を行った。(3)平成20年度には、歯周病予防成分を添加したガムとキャンディーの抽出液のジンジパイン阻害活性を測定し、活性に対する許容pHに関する基礎データを得た。平成21年度からは、機能性食品の製造法の確立を目的として、ガム汎用配合系に用いる添加物及び食品素材がジンジパイン阻害活性に与える影響に関する基礎データを得た。さらに、機能性食品の包装・物流条件の確立を目的として、ガム中のジンジパイン阻害活性の残存率の経時変化及び機能保持を可能とする包装形態に関する基礎データを得た。(4)平成21年度までは「歯周病菌増殖阻害アッセイの迅速化」を中心に研究を実施した。培養条件や培地組成の最適化・標準化を行い、ATPケミルミネッセンス法を菌数計測に用いることによって、歯周病菌の増殖を高感度・高精度に計測できることを明らかにした。その結果、目標とする40時間以内での増殖阻害アッセイが可能となった。「機能性検証」に関しては、来年度の本格的な検証に先立ち、一連の準備を完了させた。 |
| カテゴリ | 機能性 コスト 機能性食品 |