血合肉褐変防止技術を基盤とする国際競争力の推進と海外市場展開

課題名 血合肉褐変防止技術を基盤とする国際競争力の推進と海外市場展開
課題番号 2009014169
研究機関名 (国)東京海洋大学
長崎県
宇和島市
(国)愛媛大学
(国)高知大学
(独)水産総合研究センター(中央水産研究所)
ヤマキ(株)
(株)ダイニチ
えひめぎょれん販売(株)
研究期間 2008-2010
年度 2009
摘要 (1)エノキタケの抗酸化成分のひとつとしてエルゴチオネインを単離・同定した。この他の水溶性成分として、フェノール化合物およびマイラード反応物質を同定解析中である。エルゴチオネインを含むエノキタケからの新抗酸化成分としての水溶性成分の抽出技術の開発は完成し、大量抽出技術をプラントレベルで既に確立できている。ミオグロビンと脂肪の拮抗酸化メカニズムの解明においては、ミオグロビンと脂肪の酸化を抑制するうえでエルゴチオネインとビタミン類との併用が有効であるとの生物試験の結果を支持する実験的根拠を提示できた。(2)基材フィルム表面上をプラズマ処理による親水化を行ったポリエチレンフィルムおよびポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた場合、アルギン酸フィルムの定着状態や抗酸化物質の定着量がともに著しく向上した。(3)これまでの餌における品質保持試験および昨年度の給餌試験の結果、抗酸化成分を直接添加した生餌では、十分な抗酸化機能を付与できないことが明らかとなった。本年度は、エクストルーダー固形形成(EP)飼料を使用し、展着剤で抽出物等の抗酸化物質を飼料に付着させて投与するという方法をとった。その結果、これまでの給餌技術で顕著な血合肉褐変抑制効果が認められる魚の生産にまで至っている。抗酸化成分を展着したEP飼料による給餌試験では、昨年度実施した直接添加したモイスト飼料の給餌試験よりも餌食いが悪化する傾向が認められた。(4)顕著な血合肉褐変抑制効果が認められる魚の生産にまで至っている給餌条件が明示されているが、EP飼料による給餌では、昨年度よりも抗酸化物質の添加により餌食いが悪化する傾向も認められている。このため、現場海域大規模レベルでの給餌実用技術の確立の観点から、ハマチの嗜好性を削ぐことなく抗酸化物質を添加する手法を検討し、より効率的に抗酸化物質を摂取させる手法の検討とともに、品質面でのバラツキ面も考慮した給餌技術条件の確立を次年度に図る。
カテゴリ えのきたけ 品質保持

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