脱石油新暖房システムと果実炭素収支に基づく省エネ施設果樹栽培

課題名 脱石油新暖房システムと果実炭素収支に基づく省エネ施設果樹栽培
課題番号 2009014270
研究機関名 大分県農林水産研究センター果樹研究所
佐賀県果樹試験場
宮崎県総合農業試験場
鹿児島県農業開発総合センター
(国)九州大学
株式会社浪速試錐工業所
九州電力株式会社総合研究所生物資源研究センター
研究期間 2009-2011
年度 2009
摘要 (1)重油と複合型の種々の新暖房システムについて、以下検討・実証した。廃プラスチック燃料(RPF)利用型(約87.2kW/7.5万kcal・h×1台/10a)では、標準的な空気熱利用型ヒートポンプの設置仕様(28kW×2台/10a)とほぼ同等の暖房能力があることがわかった。地中熱利用型ヒートポンプ(12kW×2台/1.7a)では、わずかな重油使用量でハウスミカン栽培の施設内最低温度18℃を維持できることがわかった。(2)常緑果樹の呼吸や光合成、転流動態の温度依存性を定量評価する方法が確立でき、時間帯毎の果実炭素収支や水収支を明らかにするための環境整備が整った。(3)ハウスミカンでは、夏季(6~7月)の夜間冷房(19℃設定、収穫前1ヶ月間)により着色促進及び浮皮軽減効果が確認された。また、現地実証圃では着色促進のための夜間冷房(15℃設定、20日間)で、ハウス内気温を外気より5℃低下でき、必要経費(約2,700円/1夜)が把握できた。また、秋季(10~11月)の夜間冷房(10℃設定、15日間)により、加温後の着花で直花率が高まった。マンゴーでは、細胞数の推移及び果点(ホワイトスポット)の基礎的データを得ることができた。
カテゴリ 省エネ・低コスト化 着色促進 ヒートポンプ マンゴー

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