| 課題名 |
D2110 多水分系食品廃棄物の発酵・ペレット化・成形加工技術の開発 |
| 課題番号 |
2009017304 |
| 研究機関名 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
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| 研究期間 |
2007-2011 |
| 年度 |
2009 |
| 摘要 |
担子菌Irpex lacteusの菌体外粗酵素を用いておからを処理し、不溶性画分として繊維質を得るための技術を開発した。おからのみを栄養源とした培地を用いて本菌を培養することにより、市販酵素製剤とほぼ同等のセルラーゼ、ペクチナーゼ及びプロテアーゼ活性を有する菌体外粗酵素溶液を調製することができた。本粗酵素液を用いておからを酵素処理した際には、おからの乾燥重量の75 %以上が可溶化できたのみならず、腐敗臭の主因となる窒素分の89 %が溶液中に移動することを確認した。本試験の結果、除タンパクされて品質が向上した繊維質と高濃度アミノ酸含有液層を得ることができた。前者は成型用素材、後者は高品質培地成分としての用途が期待できる。発酵デンプン滓の品質向上のため、添加剤の検討及び自動発酵装置の改良を行った。雑菌汚染の低減化のため、ナイシン生産乳酸菌スターターの添加、pH調整のため炭酸カルシウムの添加を行ったところ、小スケール発酵試験では顕著に悪臭発生を低減化した。また、麹菌生育速度上昇のため培養温度を任意に設定できるよう制御装置を変更し、エアーポンプによる送気を行えるよう自動発酵装置を改良した。また、発酵に関るコスト試算のため全システムの消費電力量をパソコンにてデータ収集した。本研究により、バレイショデンプン滓発酵処理による成型性有用素材原料等の開発が達成された。 ペレット作製に用いる二軸エクストルーダーへの試料の供給のし易さを検討した結果、発酵処理及び未発酵試料したバレイショデンプン滓は回転数を上げると供給速度の差が大きくなり、発酵処理した試料のほうがフィーダー内での搬送性が良く、供給し易いことが示唆された。バレイショデンプン滓を用いた成型加工試験では粒度調製してからペレットを作製し、射出成型機の加熱温度や射出速度等成型条件を変えることで昨年度よりも良好な育苗ポットを試作することができた。また成型した育苗ポット間の重量変動は発酵処理した育苗ポット(約2%)の方が未発酵処理ポット(約8%)よりも小さく、成形性等品質が安定していることが示唆された。
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| カテゴリ |
育苗
加工
乾燥
コスト
ばれいしょ
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