草地の高度活用による低コスト乳生産と高付加価値乳製品生産技術の開発

課題名 草地の高度活用による低コスト乳生産と高付加価値乳製品生産技術の開発
課題番号 2011017530
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,北農研,酪農
協力分担関係 広島大学大学院国際協力研究科
北海道大学大学院農学研究院
よつ葉乳業(株)中央研究所
研究期間 2011-2015
年度 2011
摘要 生産コストを現状から3割削減可能な低コスト乳牛飼養技術に関しては、a)泌乳後期牛群を使用し、昼夜放牧(20時間)することにより濃厚飼料給与量を低減した群(5/23-6/22、濃厚飼料乾物給与量2.66 kg/日)と同時期の一般管理牛群(濃厚飼料乾物給与量10.1kg/日)の乳量、乳脂率及び乳蛋白率を比較したところ有意差は認められなかった。搾乳牛40頭の濃厚飼料費の節減額は 52.8万円/月(14.7円/kg乳)と試算した。b)季節生産性の平準なケンタッキーブルーグラス・シロクローバー混播草地を育成牛向け放牧草地として省力・低コスト管理するため、放牧を草丈10cm未満で開始し(入牧時の合計体重1,000kg/ha程度)、スプリングフラッシュ(春の牧草成長期)後に慣行より少量の施肥(2-3-4(N-P2O5-K2O)kg/10a)を年1回行い余剰草の発生を抑制することで、定置放牧でも掃除刈りなしで安定した植生と育成牛の日増体(0.85kg/頭以上)が10年程度維持できることを明らかにした。
カテゴリ 高付加価値 コスト さやいんげん 施肥 低コスト 乳牛

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