課題名 | 多様なニーズに対応する安定多収な茶品種の育成と安定生産技術の開発 |
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課題番号 | 2011017553 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,野茶研,茶業 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,野茶研,茶業 |
協力分担関係 |
埼玉県 静岡県 岐阜県 三重県 滋賀県 京都府 高知県 福岡県 (株)下堂園 株式会社寺田製作所 |
研究期間 | 2011-2015 |
年度 | 2011 |
摘要 | 病虫害複合抵抗性や多様な香味を持つ安定多収チャ品種の育成では、a)クワシロカイガラムシと輪斑病には「強」の、炭疽病には「中」の抵抗性を示す、病虫害複合抵抗性の暖地向き早生緑茶用新品種候補「枕崎35号」を育成した。b)花香のある品種の育成に向けて、「野茶研4号」を選抜した。滋味と香気に優れており、平成22年に13の公設試に穂木を配布し、地域適応性を評価する育成系統評価試験を開始した。 タンニン類の新しい機能性成分を多く含む系統の開発では、a)新しい機能性が期待される成分含有量が多い「枕系56-01」を選抜した。加水分解型タンニンのガロイルストリクチニン(G-ストリクチニン)の含有量が多く、生育が良好である。b)平成23年に、68組み合わせ、約19,000花交配した。c)平成22年に交配した78組み合わせから2,147果、4,924粒の種子を得て播種した。d)平成22年に播種した平成21年交配個体群4170個体を定植した。e)個体選抜試験では、平成17年定植群から209個体、平成18年定植群から162個体、平成19年定植群から254個体を選抜し、これら625個体から29個体を選抜し、苗床検定に供試した。f)栄養系比較試験では、枕崎においては枕系54群は4系統を選抜し、地域適応性検定に供試した。枕系55群6系統の生育・収量を調査し、1kg製茶機で製茶して品質検定を行ない、枕系55群の20系統ならびに枕系56群23系統は50g製茶機で予備試験を行った。金谷においては金系34群3系統、金系35群4系統、金系36群13系統、金系37群8系統を1kg製茶機で製茶し品質検定を行った結果、金系35群から2系統、金系36群から11系統を選抜した。 乗用精密肥料散布機等を活用した省力で低コストな乗用機械化一貫作業体系の開発では、a)肥料タンク、可変モータ駆動の肥料繰出し部、送風による肥料輸送管、肥料噴出部から構成される精密肥料散布ユニット(YT-01号)を試作し、かさ密度が高い肥料も風の力で樹冠下に散布できることを確認した。b)試作機(YT-01 号)を用いて、前倒しで平成23年一番茶摘採後から所内茶園において施肥量を変えた減肥試験(慣行、樹冠下20%減、樹冠下30%減)を開始した。c)実用化に向けた新たな肥料散布ユニット(YT-02 号)の試作に着手した。 |
カテゴリ | 病害虫 肥料 機械化 機能性 機能性成分 栽培技術 シカ 新品種 施肥 炭疽病 茶 抵抗性 低コスト 播種 肥料散布 品種 輸送 |