| 課題名 | 気候変動下における水稲の高温障害対策技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2011017590 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,水田作・園芸 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,近農研,水田作 |
| 協力分担関係 |
愛媛大 (株)ケット科学研究所 気象庁地球環境・海洋部 農環研 兵庫県農技センター |
| 研究期間 | 2011-2015 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | 高温障害、収量変動のメカニズムに関しては、a)水稲登熟期の高温乾燥風による白未熟粒の発生メカニズムとして、胚乳細胞で脱水・萎凋・成長抑制を避けるために浸透調節機能が働き、糖が増加する一方でデンプン集積が阻害されることで白未熟粒が発生するという過程を明らかにした。b)収穫約10日前の玄米横断面上に現れる白濁部の様相に着目した乳心白粒発生推定装置を民間企業と共同開発した。c)平成22年度に提示した籾あたり乾物重を用いた乳心白粒発生予測モデルに、風速、飽差(飽和蒸気圧と実際の蒸気圧との差)を加味することによって予測精度が向上することを確認した。d)気候登熟量示数の登熟気温に対する反応に、低温側に適応する品種や高温側に適応する品種まで大きな品種間差があることを明らかにした。また、気温適応性の品種間差に登熟初期の穂重増加速度が関係する可能性を示した。 作物モデルに連動させるための群落気象評価手法等の開発に関しては、イネのバルク気孔コンダクタンスと群落光合成速度の関係を解析し、群落スケールでも両者の間に比例関係がみられることを明らかにし、その関係を定量化した。 |
| カテゴリ | 乾燥 気候変動対策 高温対策 栽培技術 水稲 品種 |