高品質・高付加価値で省力栽培適性に優れたカンショの開発

課題名 高品質・高付加価値で省力栽培適性に優れたカンショの開発
課題番号 2011017606
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,畑作
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,作物研,畑作物
協力分担関係 (株)霧島酒造
鹿児島大学・農学部
聖徳大学・人間栄養学部
(有)コウワ
宮崎県
茨城県
研究期間 2011-2015
年度 2011
摘要 醸造適性や食品加工適性に優れた品種の育成については、「九州160号」が高でん粉で貯蔵性や病害虫抵抗性に優れ、焼酎製造時の純アルコール収得量が高く、甘みのあるすっきりとした焼酎ができることを明らかにし、新品種候補系統とした。 直播用系統の交配及び選抜を進め、直播適性が“適”判定の「九系04158-4」を「九系309」として選抜した。 収益性の高い青果用品種の育成については、a)「関東128号」は、いもの外観が「ベニアズマ」より優れ、良食味で調理後黒変が少なく、いもようかんや大学いもの加工適性が良好であること、主要病害に対し中程度以上の抵抗性を持つことを明らかにし、新品種候補系統とした。b)「関東131号」は、蒸切干加工時のシロタ(白色不透明部)の発生はなく、製品の色も優れ、食味は標準品種「タマユタカ」並またはやや優れること、上いも収量は多収の「タマユタカ」と同程度であることを明らかにし、蒸切干加工用の新品種候補とした。c)「ほしキラリ」は、シロタの発生がほとんどなく、蒸切干の食味、色が「タマユタカ」より優れ、良食味品種「泉13号」並みかより優れる点が評価され、茨城県の準奨励品種に採用された。
カテゴリ 害虫 加工 加工適性 かんしょ 高付加価値 新品種 抵抗性 品種 良食味

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