課題名 |
被害リスクに応じたウリ科野菜ホモプシス根腐病の総合防除技術の確立 |
研究機関名 |
福島県農業総合センター
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研究分担 |
生産環境部
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研究期間 |
新H22~H24 |
年度 |
2010 |
摘要 |
成果:(1)ウリ科野菜ホモプシス根腐病の被害発生リスク診断技術の確立 キュウリ、メロン品種はホモプシス根腐病の感受性が高い傾向が認められ、一方、カボチャ台木品種では感受性が低く、マクワウリ品種の萎凋症状は品種間差が大きい傾向があった。全ての品種で、萎凋株割合及び根の発病度ともに25℃区で最も高かった。「青節成地這」は20℃区や25℃区、無加温ガラス温室区の差が小さく、生物検定用品種として有望と考えられた。 (2)ウリ科野菜ホモプシス根腐病の被害発生リスクに応じた防除技術の開発 キュウリ用台木カボチャ等26品種を供試し、ブルームレス台木の中から比較的発病程度の低い3品種を選定した。ホモプシス根腐病に対する各台木品種の感受性と根の形態、伸長特性との間に、一定の関係は認められなかった。一方、同一品種で比較した場合、根量増加による発病抑制効果が確認でき、根量と発病程度との相関関係が認められた。供試した資材の中では、発酵鶏ふんの根量増加、発病抑制効果が高かった。
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カテゴリ |
かぼちゃ
きゅうり
診断技術
総合防除技術
台木
鶏
根腐病
品種
防除
まくわうり
メロン
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