課題名 | 茎疫病等ダイズにおける初期立枯性土壌病害の発生生態究明と防除対策 |
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研究機関名 |
富山県農林水産総合技術センター |
研究分担 |
農業研究所 病理昆虫課 |
研究期間 | 完H18~22 |
年度 | 2010 |
摘要 | 茎疫病について、土壌pHと発病の関係を調査したところ、土壌pHが低い区で発病が多くなる傾向が見られた。また、土壌pHの矯正と薬剤の種子塗沫処理を併用することによって発病が著しく抑制された。茎疫病菌は、地力増進作物のうち、アカクローバ、クリムソンクローバ、アルファルファに感染することが明らかとなった。 リゾクトニア根腐病については、収穫後3ヶ月以上湛水することによって、翌年の発病が少なくなった。また、土壌水分との関係では、乾燥区で最も発病が少なく、適湿区で最も多くなった。リゾクトニア根腐病菌は、地力増進作物のうち、アカクローバ、クリムソンクローバ、エブスグサ、セスバニア、クロタラリア(ネマクリーン)、ソルガム(キングソルゴー、ファインソルゴー)、エンバク、ナバナに感染することが明らかとなった。 |
カテゴリ | アルファルファ 乾燥 くり ソルガム 大豆 なばな 根腐病 防除 薬剤 |