耕作放棄地を活用したナタネ生産及びカスケード利用技術の開発

課題名 耕作放棄地を活用したナタネ生産及びカスケード利用技術の開発
研究機関名 茨城県農業総合センター農業研究所
研究分担 水田利用,作物,経営技術
研究期間 完H21~23
年度 2011
摘要 目的:耕作放棄地を活用したナタネ生産,カスケード利用技術を開発する。
、成果:(1)オギやススキ等の多年生雑草が優占する耕作放棄地は、4月に前植生除去のための除草を行ったあと、春期(5月)に機械除草を行い、雑草の生育が最盛となる夏期(6~7月)に非選択除草剤を散布し、除草剤散布から1ヶ月以上経過後の(8~9月)に、雑草残渣及び根茎処理のため機械除草及びプラウ(22インチ以上)を行い、乾燥豚ぷん堆肥を施用することでナタネ播種が可能となった。(2)ナタネ「キラリボシ」の火山灰土壌における機械散播栽培では、播種量を0.5kg/10aとし、施肥後の撹拌耕を行わずに播種した後、鎮圧または撹拌耕を行うことで、条播栽培より作業時間を0.12~0.40hr/10a 短縮でき、200kg/10a以上の収量を得られた。(3)ナタネの機械収穫精度は培法や播種量、体系の違いによる差は認められなかった。早期収穫では排塵部(茎葉)の水分が58~64%であるのに対し、晩期収穫では42~47%まで低下し、株当たりの生育量が多い散播ほど自然脱粒等の損失が多く早期収穫に比べ大幅に減収した。
カテゴリ 病害虫 乾燥 雑草 除草 除草剤 施肥 なたね 播種

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる