課題名 | 火山灰畑土壌における有機物連用試験 |
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研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所 |
研究分担 |
環境・土壌 |
研究期間 | 継S59~ |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:火山灰畑土壌における有機物連用の有無が作物に及ぼす影響を検討する。 、成果:(1)有機物資材連用27 年目における六条大麦の子実重は,有機物+三要素系列および有機物単用系列でそれぞれ三要素区・無肥料区を上回り,連用効果が認められた。また有機物+三要素系列は三要素区に比べ,窒素吸収量が多くなった。(2)有機物資材連用28 年目におけるニンジンの生育量は,有機物+三要素系列の乾燥豚ぷん区で三要素区を上回り有機物施用の効果が認められた。しかし,有機物の施用により奇形品率が高まった。(3)また土壌の全炭素,全窒素,可給態窒素,可給態リン酸含量も有機物+三要素系列で三要素区を上回り,有機物の施用により土壌の窒素,リン酸供給量が高まっていることが示唆された。 、 、 、 、有機物資材連用13 年目における六条大麦の子実重は,有機物+三要素系列および有機物単用系列でそれぞれ三要素区・無肥料区を上回り,連用効果が認められた。また有機物+三要素系列は三要素区に比べ,窒素吸収量も多くなった。 、 、有機物資材連用14 年目におけるニンジンの生育量は,麦稈区を除く有機物+三要素系列で三要素区を上回り有機物施用の効果が認められた。また土壌の全炭素,全窒素,可給態窒素,可給態リン酸含量も有機物+三要素系列で三要素区を上回り,有機物の施用により土壌の窒素,リン 、酸供給量が高まっていることが示唆された。 、 |
カテゴリ | 肥料 大麦 乾燥 にんじん 豚 |