2 奥能登における休耕地削減のための作物導入技術の確立 、1)農地開発地の休耕地への山菜、果樹の導入技術 、(3) 農業参入企業のための土壌管理法の確立

課題名 2 奥能登における休耕地削減のための作物導入技術の確立 、1)農地開発地の休耕地への山菜、果樹の導入技術 、(3) 農業参入企業のための土壌管理法の確立
研究機関名 石川県農林総合研究センター農業試験場
研究分担 能登特産物
栽培G
研究期間 継H23~25
年度 2012
摘要 目的:奥能登地域には15社が耕作放棄地等に農業参入しているが、開墾ムラや赤色土の強粘質土壌のため、十分な収量を確保できていない事例が多い。そこで、赤色土における大規模経営である企業参入に適した土壌管理法を確立する。本年度は、前年度の土壌管理実態調査および土壌の環境調査(物理性、化学性)から課題となっていた鶏糞多量施用によるアルカリ土壌対策、深耕および緑肥を組み込んだ輪作体系の実証について検討する。
、成果:畑土を掘り取り培土をワグネルポットに資材とともに混ぜたが、粘土質で砕土状態は悪かった。生育は高温乾燥のためカボチャの葉色は全体に薄く色抜けし、つるの伸長は悪かったが苦土欠症状は見られなかった。リン酸区は屋外、ハウス内とも他区に比べ草丈の伸長は劣り、リン酸の過剰害がさらに強く出たものと思われる。塩化アルミニウム区はハウス内でpHが低下し生育は劣ったが屋外では草丈の伸長は良かった。FTE区はハウス内では生育が劣り屋外では草丈の伸長が良かった。このことから、鶏糞堆肥の過剰施用畑でのリン酸・石灰の過剰害土壌では、リン酸肥料を施用せず、塩基バランスを取りながらの施肥が必要と考えられた。
カテゴリ 肥料 かぼちゃ 乾燥 施肥 大規模経営 輪作体系

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる