| 課題名 | (イ)優良形質種苗の作出及び安定生産技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2012020508 |
| 研究機関名 |
水産総合研究センター |
| 研究分担 |
有瀧真人 荒木和男 堀田卓朗 吉浦康寿 小林正裕 岡本裕之 濱田和久 育種グループ 崎山一孝 山野恵祐 正岡哲治 尾崎照遵 淡路雅彦 岩崎隆志 吉田一範 伏屋玲子 奥澤公一 尾島信彦 岩本明雄 奥村卓二 |
| 協力分担関係 |
長崎大学 東京海洋大 大阪府立大学大学院 太田大策 国立医薬品食品衛生研究所 奈良県立医科大学 東京農工大学大学院 北海道大学 広島大学 慶應義塾大学 |
| 研究期間 | 2011-2015 |
| 年度 | 2012 |
| 摘要 | ブリのDNAマーカーに基づいてF2を作出し、ハダムシ耐性のある家系を確認した。ヒラメについては高温耐性個体を選抜してF1が耐性を持つことを確認し、ノリについては高温で発現する遺伝子群の連鎖解析・発現解析を行った。また、ノリのプロトプラストの発育を促進する共生細菌の種を同定し、新種であることを世界で初めて突き止め、その全ゲノムを解析した。 突然変異育種については、アマゴ、トラフグで突然変異条件を確立し、再現性を確認した。また、筋肉量に関係するミオスタチン遺伝子に人為的に突然変異が導入されたことを確認した。 メダカやゼブラフィッシュ、コイ、大西洋サケの競合性や捕食性、有害物質の産生性や交雑性等について、捕食性試験や交雑胚の性質を調べる試験等を実施した。それらの試験結果を基に、生物多様性影響評価の資料を作成した。また、安全性評価手法と検査手法の開発について、導入遺伝子としての利用が想定される蛍光タンパク質遺伝子のCRによる検知法を開発した。 不妊化技術における生殖細胞の発生・発達、移動のメカニズムについては、受精後1日目にはすでに生殖腺領域への移動が完了していること、また、特異的阻害剤を用いて生殖細胞の移動にケモカイン受容体cxcr4が関与することを明らかにした。 人工種苗の量産技術開発については、クエの体サイズと生物餌料の摂餌量及び給餌時期についてデータを集積し、減耗防除対策の要因解析を行った。カンパチ種苗の形態異常として、天然種苗と比較して体高が高いこと、そのような個体では、しり鰭を支える骨(胆鰭骨)の骨折が認められることを明らかにした。ブリでは通常の産卵期より5ヶ月以上早い11月の早期採卵に成功し、周年採卵をほぼ可能にした。 海産無脊椎動物の量産技術開発については、アサリでは、産卵誘発で得た未受精卵に対し、アンモニアを用いた人工授精条件を把握した。ナマコでは、高い受精率が得られる精子凍結保存法や生体外成熟卵作出法を開発した。クルマエビでは、人工授精に使用できる精子を得るために雌貯精嚢内での精子の性状の変化を把握した。幼生及び稚貝の飼育については、タイラギでは、飼育水表面に海水を霧状に吹き付ける方法が幼生の生残率を高める効果があることを見いだした。 |
| カテゴリ | 育種 環境対策 高温耐性 DNAマーカー 防除 |