ゲノム情報を活用した麦・大豆の重要形質制御機構の解明と育種素材の開発

課題名 ゲノム情報を活用した麦・大豆の重要形質制御機構の解明と育種素材の開発
課題番号 2012020336
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 今井亮三
小松節子
協力分担関係 農業生物資源研究所
北大院農
名古屋大学
研究期間 2011-2015
年度 2012
摘要 ムギの越冬性に関しては、a)RNAシャペロンと相互作用するポリA結合タンパク質(PABN1)の過剰発現によって耐凍性、耐乾性、耐塩性が向上することを明らかにした。また、耐凍性に関わるラフィノース族オリゴ糖生合成酵素群のストレス発現誘導性の違いを明らかにした。b)雪腐病菌抵抗性やフルクタンの蓄積等において、導入遺伝子の発現による効果を確認した。また、大課題推進経費の重点配分を受けてin planta法による冬コムギ品種への遺伝子の導入技術を確立した。
ムギの穂発芽耐性に関しては、a)世界的なコムギコアコレクションのMFT遺伝子型を調べた結果、日本以外では耐性強型MFT遺伝子が育種にほとんど利用されていないことを明らかにした。オオムギゲノム上の穂発芽耐性候補遺伝子を1つに絞り込むことに成功した。また、根の通気組織形成に関わる候補遺伝子をコムギへ導入し、ホモ固定系統を得た。b)変異型アブシジン酸分解遺伝子を利用した育種素材作りを進めた。
ダイズの耐冷性及び耐湿性に関しては、a)ガンマ線照射により、耐湿性が向上した「エンレイ変異系統」の作出に成功し、プロテアソームによるタンパク質分解が変異体で特異的に抑えられていることを明らかにした。プロテオーム解析により、細胞壁関連タンパク質などが冠水条件下で量的変動を示すことを明らかにした。b)アルコール脱水素酵素(Adh)導入固定系統を新たに分離したが、冠水抵抗性は野生株と同等であった。冠水抵抗性候補遺伝子FIS1及びイネ由来冠水抵抗性遺伝子の導入を行った。
カテゴリ 育種 大麦 水田 耐湿性 大豆 抵抗性 抵抗性遺伝子 品種 輪作

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