生物情報に基づく帰化雑草の侵入・まん延警戒システムと長期的雑草管理法の構築

課題名 生物情報に基づく帰化雑草の侵入・まん延警戒システムと長期的雑草管理法の構築
課題番号 2012020388
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 渡邊寛明
協力分担関係 長野農試
独立行政法人農業環境技術研究所
静岡農技研
静岡大
愛知農総試
(株)丸文製作所
研究期間 2011-2015
年度 2012
摘要 雑草動態モデルの汎用化と長期的管理システムに関しては、a)雑草イネの現地モニタリングデータを活用して、耕地雑草個体群動態モデルにより蒸気除草による雑草イネ駆除効果を評価し、収穫後不耕起と隔年の蒸気除草の組み合わせで埋土種子が3年間で約1/100に減少することを示した。b)作物収穫後に蒸気を土壌表面にごく短時間噴射する処理が水稲作の雑草イネ及びムギ作雑草ネズミムギの土壌表面種子を死滅させ、ダイズ作雑草マメアサガオ種子の硬実を打破する効果を明らかにした。c)耕地雑草の個体群動態モデルをプログラミング言語を用いてより拡張性の高い推移行列モデルとして記述し、動作を確認した。
帰化雑草の侵入・まん延警戒システムに関しては、a)未侵入雑草の警戒順位を決定するために、侵入性、防除難易度それぞれの評価ポイントを定め、耕地雑草リスク評価手法を開発した。集落スケールでの各種の雑草モニタリング手法の特徴を整理・比較しながら順応的管理スキームを組み立て、帰化雑草の早期警戒システムの基本機能を構築した。b)帰化雑草アレチウリ及びオオブタクサについてモニタリング事例の蓄積を進め、アレチウリの侵入・分布拡大メカニズムを解明した。c)平成23年度の普及成果情報「帰化アサガオ類の圃場への侵入を防止するための圃場周辺管理技術」について、農政局、普及センター主催の研修会や生産者団体の勉強会などでマニュアルを配布、解説するなど普及を進めた。
雑草生物情報データベースに関しては、a)雑草の基本情報、分布地図、管理事例、生態特性、帰化雑草の警戒ランキングを表示するモジュールを作成するとともに、帳票フレームを作成してデータの簡易入力システムを含めたデータベースのプロトタイプを構築した。b)効率的防除に活用するための雑草に関する生物情報として、多種の畑雑草について実生の画像データを収集するとともに、水田雑草種子の土壌中での寿命、除草剤抵抗性タイヌビエの解毒代謝機能、新たに見つかった雑草イネのバイオタイプ、短期湛水処理による種子発芽への影響に関する多くの新知見を明らかにした。短期湛水処理が数種畑雑草種子の発芽に及ぼす影響については、ダイズ作付け前の水管理を想定した雑草の種子発芽制御のための有用情報としてとりまとめた。
カテゴリ 病害虫 あさがお 害虫 管理技術 管理システム 雑草 雑草イネ 除草 除草剤 水田 大豆 データベース 抵抗性 農薬 防除 水管理 モニタリング

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる