草地の高度活用による低コスト乳生産と高付加価値乳製品生産技術の開発

課題名 草地の高度活用による低コスト乳生産と高付加価値乳製品生産技術の開発
課題番号 2013023025
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 須藤賢司
協力分担関係 北海道大学大学院農学研究院
よつ葉乳業(株)中央研究所
研究期間 2011-2015
年度 2013
摘要 生産コストを現状から3割削減可能な低コスト乳牛飼養技術に関しては、a) 放牧と貯蔵牧草の活用により、乳牛への配合飼料給与量を日 平均4kgDM/頭程度に低減すると、乳量は一般牛よりも低下するものの、1頭当たりの配合飼料費が1乳期約12万円削減(6割低減)され、「 乳代-配合飼料費」は約6万円/頭の増収を認めた。高糖含量オーチャードグラス新品種候補1系統について、乳牛の採食量は放牧利用では対照品種を上回り、サイレージ給与では同程度であること、両品種ともサイレージの品質は良好で栄養価も高いことを明らかにした。b) 放 牧管理支援ツールのプロトタイプとして、牛の行動モニタリング用に一般農家でも利用可能で制作費が2.5万円と安価なGPS首輪を作成した。GPS首輪は11~13日間稼働し、精度良く牛の位置を測定できる。c) 牛乳の化学成分等91項目の測定値とPLS回帰分析を用い、一般消費者 による官能評価から得られた総合評価値(おいしさ)の55%を説明するモデルを提示し、総合評価値と関係の高い成分は、乳中尿素態窒素、乳糖及び一部の脂肪酸であることを明らかにした。
カテゴリ 高付加価値 コスト GPS 新品種 低コスト 乳牛 品種 モニタリング

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