| 課題名 | 寒冷地に適した中華めん用早生系統・品種の育成 |
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| 課題番号 | 2012021173 |
| 研究機関名 |
農研機構・作物研究所 長野県農業試験場 |
| 研究期間 | 2010-2014 |
| 年度 | 2012 |
| 摘要 | 中華めん適性の選抜手法開発のための基礎試験材料として、Jagger/ハナマンテンのDH実験系統のうち、「ハナマンテン」由来のグルテニンサブユニットGlu-B3gを持つ61系統、「Jagger」由来のGlu-B3adを持つ61系統、合計122系統を収穫し、ブラベンダー製粉及び品質調査を実施した。その結果、Glu-A1a、Glu-B3g、Pina-D1bの遺伝子型を持つ系統群は、「ハナマンテン」や同様の遺伝子型(Glu-A1c、Glu-B3g、Pinb-D1b)を持つ遺伝子群より原粒硬度、灰分含量が高く、ミキソグラフのPT(生地形成時間)が長い傾向が見られた。かんすい色相では、Glu-A1c、Glu-B3ad、Pina-D1bの遺伝子型を持つ系統群の中に、「ハナマンテン」よりb*(黄色み)値が高い系統が見られた。また、Glu-B3g を持つ系統群内の中華めんの硬さは、「ハナマンテン」と比較し、原粒硬度、ミキソグラフのPTと同様に、Glu-A1a、Pina-D1bの遺伝子型を持った系統群で中華めんが硬い傾向が見られた。 寒冷地に適する中華めん用早生系統・品種の育成では、「ハナマンテン」の後継品種候補として「東山52号」及び「東山53号」を開発した。現在配付中の「東山51号」とともに、新配付系統として、地域適応性を検定するため、東北南部、東山及び北陸地域に配付した。「東山52号」「東山53号」は超強力小麦粉を得られる遺伝子型(Glu-D1d及びGlu-B3g)を持つ。また、耐寒性が「やや強」以上、播性「Ⅳ」以上で、「ハナマンテン」より越冬性が優れる。長野県製粉協会による、中華めん官能評価試験では、「ハナマンテン」が生めん、茹めんの色相の評価が高たかったが、「東山51号」、「東山52号」、「東山53号」は標準のSH(セミハード)と同等の評価であった。 |
| カテゴリ | 小麦 耐寒性 品種 ラベンダー |