飼料用米の低コスト・多収・低投入技術の地域における実証  ③温暖地中山間地域における飼料用米の持続的低コスト多収生産技術の確立

課題名 飼料用米の低コスト・多収・低投入技術の地域における実証  ③温暖地中山間地域における飼料用米の持続的低コスト多収生産技術の確立
課題番号 2013023529
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
岐阜県中山間農業研究所
研究期間 2010-2014
年度 2013
摘要 ・山間高冷地の「夢あおば」において、基肥窒素量12.5kg/10a追肥なしとすることで倒伏の危険がなく増収となることが推察された。中山間地では、「北陸193号」において基肥窒素量10kg/10a、穂肥窒素量5kg/10aを出穂30日前と同10日前に分施することで多収になると推察された。
・乳苗移植では、移植機の苗縦取り量8mmから12mmのいずれにおいても40%内外の高い欠株率を生じ、粗玄米収量も少なかった。一方、稚苗移植では縦取り量は8mmでも収量低下に及ぼす影響は小さく、玄米生産コストの低減に有効であると推察された。
・10月上旬の刈り取りでは、通常(刈り高10cm程度)の刈り取りと高刈り(刈り高30cm程度)ともにほ場での稲わらの乾燥が進み、刈り取り位置による差は小さかった。10月中旬以降の刈り取りでは、高刈りが刈り取り時の稲わら水分含有率が低く、ほ場乾燥中の水分含有率も低かったが、降雨により水分含有率が30%より低くなることはなかった。
・現地試験においては、稚苗移植で粗玄米収量1,000kg/10a乳苗移植で同704kg/10aとなった。
カテゴリ 乾燥 コスト 飼料用米 中山間地域 低コスト

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