課題名 |
火山灰畑土壌における有機物連用試験 |
研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所
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研究分担 |
環境・土壌
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研究期間 |
継S59~ |
年度 |
2014 |
摘要 |
目的:火山灰畑土壌における有機物連用の有無が作物に及ぼす影響を検討する。 、成果:冬作は,有機物資材連用30 年目における六条大麦の精子実重は,有機物+三要素系列(稲わら堆肥区,汚泥コンポスト区を除く)で三要素区と同等または上回る傾向を示し,連用効果が認められた。また有機物+三要素系列(稲わら堆肥区,汚泥コンポスト区を除く)は三要素区に比べ,窒素吸収量が多くなった。夏作は,有機物+三要素系列,有機物単用系列の総根重,可販品重は,麦稈区,乾燥豚ぷん区,汚泥コンポスト区が三要素区と比較して同等以上となった。土壌化学性においては全炭素率,全窒素率は乾燥豚ぷん区,汚泥コンポスト区を除く有機物施用区で高くなった。また,各種有機物の連用により土壌化学性の変化に違いがあり,麦稈施用によりカルシウム,カリウムが,稲わら堆肥施用によりカリウムが,オガクズ牛糞堆肥,乾燥豚ぷん施用によりリン酸,カルシウム,マグネシウム,カリウムが土壌中で増加した。
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カテゴリ |
大麦
乾燥
豚
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