課題名 | 新規な繁殖中枢制御剤開発による家畜繁殖技術と野生害獣個体数抑制技術の革新 |
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課題番号 | 2014026460 |
研究機関名 |
東京大学(大学院農学生命科学研究科) 東京大学(大学院農学生命科学研究科) 国立大学法人京都大学 国立大学法人名古屋大学 |
研究期間 | 2013-2015 |
年度 | 2014 |
摘要 | 本年度は、既存NK3受容体拮抗剤(SB223412)を用いて、げっ歯類及びブタ、ヤギにおいて繁殖機能抑制効果を明らかにすることができ、ヤギにおいて既存κ受容体拮抗剤(PF4455242)の繁殖機能への効果を明らかにすることができた。また、ヤギではヤギ視床下部多ニューロン発火活動(MUA)測定を用いたin vivoスクリーニング系を確立することができた。同薬剤の作用メカニズムを解明するため、KNDyニューロンがパルス発生の本体であることの証明を引き続き進めた。 新規NK3受容体拮抗剤の開発は環境への影響を最小限にすることを目的に順調に進捗した。PF4455242は、産業動物からの排泄物回収により環境への影響を回避できることから、次年度は新規κ受容体拮抗剤検討を行わず、PF4455242の薬効解析に集中することにした。 |
カテゴリ | 繁殖性改善 豚 山羊 薬剤 |