課題名 | 周年放牧等を活用した国産良質赤身牛肉生産・評価技術の開発 |
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課題番号 | 2014026479 |
研究機関名 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構(九州沖縄農業研究センター) (独)農業・食品産業技術総合研究機構(九州沖縄農業研究センター) 熊本県 国立大学法人琉球大学 国立大学法人帯広畜産大学 学校法人東海大学 国立大学法人京都大学 |
研究期間 | 2013-2015 |
年度 | 2014 |
摘要 | 褐毛和種周年放牧肥育技術の確立に関しては、暖地無積雪地域における草地管理体系を放牧草の質の変動等を加味して改良した。高標高地域では、配合飼料の50%を飼料米に代替することにより、総国産飼料自給率(繁殖、子牛生産から肥育まで要した総TDN量に占める国産飼料中のTDN量の割合)75%を達成した。亜熱帯地域では26年6月(約11ヶ月齢)から放牧肥育を開始し、順調に試験を継続している。 褐毛和種赤身肉の評価技術に関しては、リブロース面積とリブロース筋間脂肪割合が適切な範囲にある精肉が、共励会でも高い評価を得ていることを確認するとともに、TBA試験紙を用いた脂質酸化の簡易早期判定法を確立した。また、肥育方法等に依存しないアミノ酸等の熟成マーカーを特定した。 生物経済モデルの開発は当初の予定通りに進んでおり、今後、中課題1からの提供データを増やすことでモデルの妥当性を高める。 |
カテゴリ | 亜熱帯 繁殖性改善 評価法 |