課題名 | 省力収穫適性の品種間差異の解明と指標化 |
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課題番号 | 2014026912 |
研究機関名 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究期間 | 2014-2018 |
年度 | 2014 |
摘要 | エスレル処理によって離層形成が起こりやすい‘ハッサク’と離層形成が起こりにくいウンシュウミカンを用いて、エスレル処理後の果実からのエチレン発生量をそれぞれ測定したところ、ウンシュウミカンが‘ハッサク’よりも果実からのエチレン発生量が多いことから、エスレル処理による離層形成のしやすさは果実からのエチレン発生量の違いで説明できなかった。果皮が柔らかく引きもぎ収穫性が劣る‘せとか’を用いて、ジベレリンとプロヒドロジャスモンの混合液を、8月下旬~11月上旬に散布したところ、果実硬度は8月下旬~10月下旬処理で高くなったことから、‘せとか’において引きもぎ性を高める(果実硬度を高める)ジベレリンとプロヒドロジャスモンの混合液の散布適期は8月下旬~10月下旬であることが明らかになった。また、1月下旬に48品種について、背負い式振動収穫機を用いた収穫に向いているカンキツ品種を調査したところ、香酸カンキツ類とブンタン類に適性があることが明らかになった。 |
カテゴリ | 温州みかん 収穫機 はっさく 品種 ぶんたん その他のかんきつ |