罹病家畜の病態解明と発病監視技術の開発

課題名 罹病家畜の病態解明と発病監視技術の開発
課題番号 2015027840
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
協力分担関係 明治飼糧
兵庫県淡路農業技術センター
DSファーマアニマルヘルス(株)
広島県西部家畜保健衛生所
農業生物資源研究所
JATAFF研究所
東京大学
産総研
富士平工業
徳島大学
研究期間 2011-2015
年度 2015
摘要 罹患家畜の病態解明の研究に関しては、
a) 牛呼吸器疾患におけるウイルス感染の指標となるMxタンパク質の測定法を開発した。牛パラインフルエンザ3型(bPIV-3)感染時の末梢血単核細胞及び顆粒球中で発現するMx1は発現量や上昇時期に差異があることを明らかにした。
b) サルモネラのべん毛及びSalmonella Choleraesuis菌体の認識に関係するブタの細胞表面抗原TLR5の一塩基多形(CC型、CT型、TT型)と抗病性の関連を調査したところ、感染後に一過性の発熱や下痢を呈する個体はTT型で多い傾向にあり、試験期間を通じた平均下痢スコアはTT型が他の型に比べて高い傾向であった。
c) 体表温センサについては、新型センサを開発し、電波飛距離100m、電池寿命3ヶ月以上と実用レベルであることを確認した。また、環境温度10~30℃条件下における直腸温及び体表温の日内変動の特徴を基に体表温から直腸温を推定する補正式を作成した。
d) 牛ルーメンセンサについては胃内侵襲性が少なく外装強度を高めたテフロン筐体の改良型ルーメンセンサ端末及び受信システムを 開発した。また通信距離100m以上の実現が可能で85dB以上の許容干渉電力のある首輪中継器を試作した。
e) 牛膣内センサについては、小型無線腟内センサを試作し、これを用いて牛の腟内電気抵抗値(VER)及び腟温を連続的に計測することで排卵時期が予測できる可能性があることを示した。
f) 牛におけるストレス状態の初期の兆候を検知する評価指標を確立した。自律神経機能の乱れとの関連を解明するため、実験的なス トレス負荷として低用量LPS投与を行った結果、夜間の副交感神経活動の持続的亢進を観察した。
カテゴリ 豚 防除

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