肉用牛の飼養管理技術の確立、茨城県における黒毛和種繁殖牛の周年放牧実証試験、

• 研究機関名: 茨城県畜産センター肉用牛研究所
• 研究分担: 飼養技術; 研究室
• 研究期間: 継23～27
• 年度: 2015
• 摘要: 目的：低コストで省エネルギーな飼養管理方法として放牧が見直されているが，草地の放牧利用は春から秋の間で，秋から春の間は牛舎での飼養が一般的である。そこで，簡易に放牧期間を延長できる方法を複数検討し，周年放牧技術を開発する。、成果：１ 放牧地（放牧利用後）へ牧草を追播導入する効果の検討 ライムギの乾物重と日本飼養標準肉用牛（2008年版）の成雌（体重500kg）の維持に要する養分量から推定牧養力は1月中旬22.0CD/10a，3月下旬8.9CD/10aであった。、２ 水田の冬季放牧地としての利用性の検討、（1）1月中旬及び3月下旬の牧養力はそれぞれ14.0CD/10a，8.0 CD/10aであったことから，冬季から春季に同一圃場において2回放牧利用可能であった。 （2）ひこばえの乾物重と日本飼養標準肉用牛（2008年版）の成雌（体重500kg）の維持に要する養分量から推定牧養力は3.4CD/10a，イタリアンライグラスの推定牧養力は12.0CD/10aであった。３ 秋季備蓄草地（ASP）を利用した冬季放牧の検討 12月中旬の推定牧養力は86.3CD/10aであった。、、
• カテゴリ: イタリアンライグラス 飼育技術 省エネ・低コスト化 水田 低コスト 肉牛 繁殖性改善 放牧技術 ライ麦