次世代作物開発にむけた育種技術の高度化

課題名 次世代作物開発にむけた育種技術の高度化
課題番号 2019030578
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
協力分担関係 民間(4)
かずさDNA研究所
道総研中央農業試験場
長野県畜産試験場
理化学研究所
量子科学技術研究開発機構
大学(6)
研究期間 2016-2020
年度 2019
摘要 バイオマーカー開発に向け、高温登熟性に関連する発現遺伝子群を見いだしたほか、高温耐性系統の選抜に用いるタンパク質を同定した。また、イネのリン要求性をバイオマーカーによる診断で判別できることを確認した。生育量を評価するハイスループット解析手法として、イネでは根系画像から根系を抽出するプログラムなどを開発し、ダイズではマルチスペクトルデータを利用した乾燥重推定手法の開発を開始した。コムギなどでは機械学習を用いた穂の判別モデルの開発に着手した。ゲノム情報を利用した選抜の効果の検証では、ダイズ種子タンパク質含量に関して、交配組合せを選抜することにより、その含量を約2%増減させうることを示したほか、コムギの製粉性や粉色を支配する多数のQTL を集積すると、高品質な既存品種よりも優れる個体が得られることを示した。育種ビッグデータの利用に向けて、ダイズのヒストリカルデータに由来する形質のオントロジーの可視化手法を開発し、またイネ交配組み合わせの選定に必要なプログラムを開発したほか、水稲の育種課題と連携し、表現型及びゲノムデータの収集・整理を進めた。次世代シーケンサーを用いた効率化では、混入米の有無を高精度に検出するソフトウェアを開発し、また、ダイズの育種マーカーセットと解析を容易にするプラグインを開発した。ゲノム育種支援では、計71 件の支援を行い、農林水産省戦略プロジェクトで計85 件の支援を行った。また、イノベーション創出強化研究推進事業において、新たに2県及び民間企業への育種支援を開始した。
このほか、いもち病抵抗性遺伝子の識別手法は、品種登録時の利用に向け農林水産省の事業を活用した実証化に向けた取組を進めた。課題推進にかかる研究予算として、科研費や農林水産省戦略プロジェクト、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業(CREST)のほか、今年度は新たに内閣府の官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)のうちAI 技術領域やバイオ技術領域
の予算を関連する中課題と連携して獲得し、研究の加速化を図った。
カテゴリ 育種 いもち病 乾燥 ゲノム育種 高温耐性 大豆 抵抗性遺伝子 品種

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる