課題名 | ニホンナシ、クリ及び核果類における生産性向上技術及び高付加価値化技術の開発 |
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課題番号 | 2019030587 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
協力分担関係 |
民間(6) 社団・財団法人等(1) 地方公共団体(2県) 公設試験機関(11) 森林研究・整備機構 日本大学 京都府立大学 横浜市立大 |
研究期間 | 2016-2020 |
年度 | 2019 |
摘要 | 従来の極早生の主要モモ品種「ちよひめ」よりも9 日程度収穫期の早い極早生の白肉品種「ひめまるこ」(モモ筑波126 号)を育成した。ニホンナシの機械化樹形(V 字樹形)における労働時間について、総作業時間は単位面積当たりで慣行栽培と同等、収量当たりでは2割程度の削減効果を認めた。硬肉モモの新たな有望系統について、温度処理で軟化させる条件を明らかにした。また、和歌山県のウメ「南高」で問題となっているウメ茶がす症について、本症状との関連の深い2 種のウイルスの種子伝染の可能性は極めて低いことを明らかにした。このほか、天敵を主体とする薬剤抵抗性ハダニの持続的防除体系(<w天敵>防除体系)を、協力機関と連携して10 県以上の産地への普及を進めた。また、クリ「ぽろたん」の安定生産に効果的な受粉樹の植栽方法を明らかにした。さらに、収穫適期の判定が難しい赤ナシについて、熟度と密接に関連する果皮地色の非破壊評価法を開発した。 |
カテゴリ | うめ 温度処理 機械化 規模拡大 くり 高付加価値 受粉 早期成園化 茶 抵抗性 評価法 品種 防除 もも 薬剤 |