府県における自給飼料生産利用技術の開発と実証

課題名 府県における自給飼料生産利用技術の開発と実証
研究機関名 新潟県農業総合研究所畜産研究センター
研究分担 畜産研究センター酪農肉牛科
研究期間 完H29~R1
年度 2019
摘要 目的:これまで泌乳牛へ飼料用米を給与する場合、乾燥した飼料用玄米や籾米を破砕して他の飼料と混合する研究が多く行われてきたが、飼料用米の低コスト貯蔵が可能とされる籾米サイレージについては、給与試験データがほとんどない。そこで、①サイレージ調製・保管技術を開発、②乳牛の健康や生産性を損なうことなく籾米サイレージを給与する方法を検討し、最大可能給与量を明らかにする。③さらに、効率的給与技術を開発し、実証試験を行い、生産費低減効果を検証する。
成果:酪農経営における籾米サイレージの利用による経済効果について現地実証を行うため、2戸の酪農経営で1か月間現地実証試験を実施した。TMR中に籾米サイレージを25%、稲発酵粗飼料を10%混合することで飼料単価が14%低減でき、生乳生産量や乳成分率への影響はなかった。実証農家2戸の所得はともに20%以上増加すると試算された。
カテゴリ 乾燥 経営管理 サイレージ調製 飼料用米 飼料用作物 低コスト 乳牛 保存・貯蔵

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