課題名 | 果樹病害虫発生予察 |
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研究機関名 |
富山県農林水産総合技術センター |
研究分担 |
園芸研究所
果樹研究センター |
研究期間 | 継S39~ |
年度 | 2019 |
摘要 | 目的:本県での主要病害虫の発生消長を調査し、防除適期を把握する。また、新規薬剤の効果および薬害の有無を検討し、新規薬剤の登録に資する。 成果: (1)指定病害虫 ナシの黒星病の発生は殆んど認められなかった。ナミハダニはリンゴで初発がやや早く、7月中旬に発生が急増し、特散対応したが、高温乾燥状態が続いたため、8月上旬にも発生が多く見られた。ナシではハダニ類の発生は平年並で、前年と比較し少なかった。また、ナシでは「幸水」および「あきづき」でシンクイムシ類による果実被害が例年よりやや多く認められた。また、モモについてもシンクイムシ類による新梢および果実への被害が認められた。 (2)指定外病害虫 リンゴでは9月中旬より褐斑病が発生し、その後被害が拡大した。ナシでは6月下旬以降ニセナシサビダニの発生がやや多く、新梢に被害が認められた。 フジコナカイガラムシの誘殺数は、5月5半旬~6半旬の誘殺数が平年の同時期と比較し多かった。 (3)新規薬剤の効果確認等 除草剤1剤、生長調節剤1剤、殺菌剤1剤について試験を実施した。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 乾燥 黒星病 除草剤 ニセナシサビダニ 日本なし 防除 もも 薬剤 りんご |