課題名 | 中山間地域における省力・高収益果樹生産システムの実現に向けた技術体系の確立 |
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研究機関名 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 西日本農研 傾斜地園芸研究領域 |
協力分担関係 |
民間(5) 広島県 京都府農林水産技術センター茶業研究所 (国研)情報通信研究機構 広島県立大学 香川高等専門学校 |
研究期間 | 2016-2020 |
年度 | 2020 |
摘要 | 簡易土壌水分計と連動したかん水制御システムを利用することで、かん水関連作業(かん水、施肥)時間は、液肥を利用しないかん水チューブのみの露地栽培に比べ、約 38%短縮できることを実証した。また、このシステムを使用すると土壌乾燥状態を遠隔でモニターできるため、通常のマルドリ栽培に比べ、圃場の見回り所要時間を約 40%短縮できた。さらに、令和元年度経営体強化プロジェクトで作成した「養水分制御によるカンキツの高品質果実・連年安定生産技術マニュアル」を基に、生産者、技術指導者が利用しやすい高品質果実生産に関連する技術「養水分制御による省力、低コストで高収益性のカンキツ生産技術」として取りまとめた SOP の作成を進めている。 |
カテゴリ | 乾燥 経営管理 施肥 中山間地域 低コスト その他のかんきつ |