課題名 | 高知ナス品種育成のための育種素材の開発 |
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研究機関名 |
高知県農業技術センター |
研究分担 |
園芸育種担当 |
研究期間 | 継 平成27年度~ |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:生産性や機能性にも着目した付加価値の高い高知ナス品種を育成するために、ナス遺伝資源を探索するとともに‘土佐鷹’や‘竜馬’以外の品種に由来する有用な特性を導入した育種素材を育成する。 成果:①農林水産省委託プロジェクト(PGRAsia)において、農研機構のナスコアコレクション候補176系統及びラオスでの収集系統39系統から青枯病抵抗性の19系統を選抜した。②PGRAsiaプロジェクトにおいて、農研機構のナスコアコレクション候補93系統及びラオスでの収集系統20系統の特性を調査し、種子を増殖した。③PGRAsiaプロジェクトにおいて、ラオス及びカンボジアを探索し、ナス類遺伝資源347点を収集した。④とげなし性:既存品種ととげなし固定系統の後代において、とげがなく、‘竜馬’や‘土佐鷹’よりも可販果数が多い4個体を選抜した。⑤黒枯病抵抗性:ナス遺伝資源101系統において、‘竜馬’や‘土佐鷹’よりも発病程度の低い11系統を見いだした。⑥多収性:ナス遺伝資源16系統のうち、花房あたりの着果数が多い‘大芹川’を見いだした。 |
カテゴリ | 青枯れ病 育種 遺伝資源 馬 機能性 多収性 抵抗性 なす 品種 |