課題名 | 果樹病害虫防除技術の開発(ウメ) |
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研究機関名 |
和歌山県農業試験場暖地園芸センター |
研究期間 | 継S57~ |
年度 | 2021 |
摘要 | [目的] 黒星病、かいよう病、ウイルス病、ケシキスイ等のウメの主要病害虫の発生生態を解明し、防除対策を確立する。 [成果] ①4月上旬および4月下旬の計2回、デランフロアブルをドローン散布した結果、動力噴霧機による散布と比較して効果は劣るものの、防除効果が認められた。 ②オーソサイド水和剤80の散布時に湿展性展着剤または機能性展着剤を加用した結果、いずれの展着剤も同等の薬斑軽減効果が認められ、オーソサイド水和剤80単用と同等の防除効果が認められた。 ③ウメの急性枯死症状に対して、実験室レベルで生育抑制効果が認められたトリコデルマ資材をほ場に処理すると、少なくとも4か月間はトリコデルマ属菌が分離され、ある程度定着すると考えられた。 ④アクセルフロアブル1,000倍を地面散布すると、アカマダラケシキスイの落果果実への食入数が減少した。 ⑤ウメシロカイガラムシに対する防除薬剤として、モベントフロアブルが有望であった。 ⑥一般防除園におけるモモヒメヨコバイ成虫の発生消長を粘着トラップにより調査した結果、発芽直後から4月上中旬までと、6月中旬から12月上旬まで発生が認められた。 |
カテゴリ | うめ 害虫 機能性 黒星病 ドローン 病害虫防除 防除 もも 薬剤 |