ユズ精油抽出残渣の利用拡大と給与豚肉のブランド力強化の検討

課題名 ユズ精油抽出残渣の利用拡大と給与豚肉のブランド力強化の検討
研究機関名 高知県畜産試験場
研究分担 中小家畜課
研究期間 新 H31~R3
年度 2021
摘要 目的:目的
 これまで遺伝的能力評価指標としては、BLUP(Best Liner Unbiased Prediction)法による推定育種価が利用されてきたが、後代の産肉成績が必要であり、評価に時間と費用を要していた。また、本県では後代検定を実施できる種雄牛の頭数が限られており、次世代種雄牛の造成に時間がかかることが課題である。
今回、従来の育種価を補完して信頼性を向上させるために、褐毛和種高知系のSNP情報の解析とゲノミック評価を行い、ゲノム育種価を用いた効率的な種牛造成を目指す。
さらに、食味性のゲノミック評価の効果を検討してブランド力の向上を図るとともに、系統分類を行い、多様性の維持のための資料とする。
近年、ユズ搾汁後の果皮から抽出した精油の需要が高まり、その原料
としての利用が増えてきた。これを受け、平成25年度に県内の企業が、県(工業技術センター、畜産試験場)と共同で精油の「減圧型連続抽出・乾燥装置」を開発。高品質な精油の連続抽出が可能となったが、大量に排出されるユズ精油抽出残渣(以下ユズ残渣)の有効利用が強く求められている。そこで平成28~30年度の試験研究でユズ残渣の成分分析や豚への投与試験により、肉質への影響を確認し、「県産ユズ豚」という付加価値をつけた養豚生産のブランド力強化を図る。
カテゴリ ICT 育種 乾燥 ゲノム育種 ゆず 良食味

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