課題名 | 複合部門の経営的特性と適用条件の解明(633) |
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課題番号 | 1992004746 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・経営研 |
研究期間 | 継H01~H04 |
年度 | 1992 |
摘要 | (1)国および県の統計資料等から各種特用林産物に関する生産量、価格等を整理した。(2)新聞や林業関係雑誌等の個別情報ソースから複合作目の導入事例に関する情報を収集した。(3)九州地域の主な作目の動向は以下の通りである。九州の代表的な特用林産物はシイタケであるが、生、乾ともに中国からの輸入が増加している。クリ、タケノコなども加工品の輸入が増加している。エノキタケは需要量の伸びに支えられて大きく伸びてきたが、栽培は菌床施設栽培がほとんどであり林家の所得への寄与度は低いと思われる。木ろうに関しては、結実、ハゼの実の採取、集荷形態などの点に問題があり、栽培者の生産意欲をそぐ結果となっており、今後流通形態の改善と育種への取り組みが必要である。木炭及び木酢液は全国の伸びとともに九州でも生産量が伸びている。 |
カテゴリ | 育種 えのきたけ 加工 くり 経営管理 しいたけ 施設栽培 たけのこ |