課題名 | 三要素連用試験(70) |
---|---|
課題番号 | 1992000096 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
土壌肥料・栄養診断研(診断班) |
研究期間 | 延S55~H12 |
年度 | 1992 |
摘要 | 筑波の火山灰土壌の水田および畑において長期の三要素の連用・欠除処理による作物生育および栄養吸収の推移について解明する。本年度の水田は水稲3品種を用いて11作目の栽培をおこなった。粗玄米収量は、各処理区ともタカナリ>日本晴>コシヒカリの順であったが、3品種とも無肥料・P欠区の収量が最も低く、ついでN欠区であり、K欠区と三要素区の差は小さかった。全乾物重,N・P・K吸収量もほとんど同様の順であった。畑では小麦を用いてN・P・Kの欠除試験を続けてきたが、連作障害が発生しはじめたので、本年(9作目)はえん麦を用いた。えん麦はN・P・K三要素施用区で最も子実収量が高かったが、昨年までの小麦とは異なりP無施用区の子実収量もN欠区と同程度になり、P吸収量も小麦より多かった。えん麦のP欠耐性が注目される。 |
カテゴリ | 肥料 管理技術 小麦 診断技術 水田 品種 連作障害 |