耕地における水質浄化技術の開発(108)

課題名 耕地における水質浄化技術の開発(108)
課題番号 1992000120
研究機関名 農業研究センター(農研センタ)
研究分担 土壌肥料・水質保全研(水質保全班)
研究期間 完S62~H03
年度 1992
摘要 濾材上に植物を栽植した汚水処理装置(バイオジオフィルタ-)の処理能力向上のため、これに適した濾材と植物の検索を行なった。卓上規模での試験から、ゼオライトを含むものが濾材として優れ、また植物の種類が処理能力に大きく影響することが分った。そこで、ゼオライトを充填したバイオジオフィルター水路(4x0.4x0.4Hm)を用い、食用以外の用途に利用可能な13種類の植物の窒素・リン除去能を比較した結果、窒素除去能は、ケナフ、パピルス、ソルガム、アシ、ハナナが、リン除去能はケナフ、パピルス、ハトムギ、ソルガムが優れていた。ケナフは紙の原料として注目されており、またパピルスは古代の紙の原料であったことから、本装置に高い付加価値を与える植物と評価できる。
カテゴリ 肥料 管理技術 診断技術 ソルガム 土壌環境 はと麦

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる