課題名 | 林業生産を阻害する野生動物の生態の解明(539) |
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課題番号 | 1994004940 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
四国・保護研 |
研究期間 | 中S00~S00 |
年度 | 1994 |
摘要 | 四国地方西部における齧歯類と鳥類によるシイタケほだ木の破砕被害、及び四万十川流域のヒノキ生立木先端部のムササビによる剥皮食害について被害実態の調査を行った。シイタケほだ木の破砕被害については、5カ所の試験区において、被害の季節変動、加害種の捕獲調査、営巣の調査等を行った。その結果、7月27日までの調査では新しい被害は認められなかったが、12月21日の調査では2つの区で新たな被害が発生した。試験区に巣箱を設置し営巣を調査すると、リスは確認できなかったが、4つの区においてムササビとモモンガの営巣が確認された。そこで雄のムササビ2頭を捕獲し、被害地から除去した。ヒノキの剥皮被害では、新たな被害の発生はなかった。本課題は主担当者が長期海外派遣のため、復帰まで中断する。 |
カテゴリ | 管理技術 季節変動 経営管理 傾斜地 しいたけ 中山間地域 もも |