課題名 | 真菌類の病害の同定、生態の解明及び簡易診断法の開発(587) |
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課題番号 | 1994004964 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・特産研 |
研究期間 | 継H03~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 対峙培養においてTrichoderma属菌によるヒラタケ菌ヘの侵害は認められなかったが、菌株によりヒラタケ菌の伸長抑制程度が異なった。シイタケ菌へは侵害および伸長抑制が認められ、T.harzianumの侵害力が最も強かった。T.harzianumを菌床に接種した場合、シイタケ菌と同時接種ではシイタケ菌の伸長は認められなかった。40日後接種では100、10000個/ブロックの接種区で侵害されたが、3個の接種区で子実体が発生し、対照区よりも発生量は多かった。143日後接種ではいずれの接種胞子数でも菌床に変化はなく子実体が発生した。Penicillium属菌によるヒラタケ菌およびシイタケ菌の伸長抑制はほとんど認められなかった。また両害菌ともほとんどエノキタケ菌を侵害しなかった。 |
カテゴリ | 亜熱帯 えのきたけ 簡易診断 管理技術 しいたけ |