課題名 | 根圏ミネラルを有効化する機能性物質の解明(148) |
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課題番号 | 1995003090 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
生産環境・土壌保全研 |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1995 |
摘要 | 土壌と作物のインターフェースである根圏環境では植物根、土壌微生物、土壌などの相互作用によりミネラルの有効化や不溶化が活発に行われている。その中でアルファルファは鉄欠乏時に根から活性物質を分泌して難溶性鉄を溶解する。この活性物質を生成するアルファルファの特徴と鉄の栄養ストレスで根に生じるタンパク質の関係を調べた。鉄欠乏により、少なくとも5個以上のタンパク質が増大、あるいは新たに出現し、そのうち3種類のアミノ酸の部分配列を決定できた。各々のタンパク質は分子量15071のSuperoxide dismutase(SOD)、16402と16397のPathogenesis-related proteinであった。なお鉄欠乏により、根のZnとMnが高濃度になることが観察された。 |
カテゴリ | アルファルファ 機能性 |