課題名 | 作物残渣等の土壌ストック形成機能の評価と養分フローの動態解明(117) |
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課題番号 | 1995000108 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
土壌肥料・土壌診断研(診断班) |
研究期間 | 継H04~H10 |
年度 | 1995 |
摘要 | 物質循環の高度化のため、春小麦・トウモロコシ・てん菜の残さを化学肥料とともに淡色黒ボク土・灰色低地土に混合し、土壌微生物バイオマス窒素含量の推移と幼植物による作物残さの窒素利用率との関係を解析した。49日までのバイオマス窒素の含量は、同一作物残さでは常に淡色黒ボク土<灰色低地土となった。これを反映して、残さ窒素のトウモロコシ幼植物による利用率は、播種後35、49日ともに淡色黒ボク土<灰色低地土となった。また、作物残さ間では春小麦<トウモロコシ<てん菜となり、残さの炭素・窒素率と負の相関を示した。残さ窒素利用率とその土壌微生物への取り込みの関係が解明され、取り込み促進が今後の課題。 |
カテゴリ | 肥料 管理技術 小麦 診断技術 ストック とうもろこし 土壌環境 播種 |