課題名 | 大区画圃場の栽培管理を支援するための圃場・作物診断技術の開発(160) |
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課題番号 | 1995002418 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・作業シス研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1995 |
摘要 | 大区画圃場の空撮を容易にし、より良質の写真を得るために、空撮システムのカメラを6x8判に改善するとともに、搭載する産業用無人ヘリの機体に合わせてシステムを小型・軽量化した。空撮写真は圃場内の生育の不均一性を高分解能で評価できる。得られる生育情報のうち、葉色や熟色等は容易に識別できるために土壌や生育特性の面的評価に活用できる。圃場内不均一性には系統的な変異とランダム変異とがあるが、土壌層序の違いに起因する土壌特性の位置的変化は系統的変異の典型的なものである。黒ボク土のローム層あるいは軽石層の出現深度の違いは収量やその構成要素に影響を及ぼす。圃場内変異の空間分布は格子状データを基に地質統計学的な手法が適用でき、この手法の有効性について今後研究を進める。 |
カテゴリ | 管理技術 機械化 栽培技術 診断技術 水田 |